K様邸新築工事 Vo.5~基礎完成、社内検査(こだわるのは何故?)~
こんばんは。
たいようホーム阿古目です。
たいようホームの平屋住宅『~徒然(TUREDURE)~』
県産材の杉に包まれる壁紙ゼロの自然素材×注文住宅
K様邸新築工事 Vo.1~地縄~
K様邸新築工事 Vo.2~着工~
K様邸新築工事 Vo.3~配筋検査~
K様邸新築工事 Vo.4~基礎完成まであと少し~
K様邸新築工事、
雨の合間をかいくぐるようにコンクリート工事を進め、基礎工事は完了。
このタイミングで再度社内検査を行います。
各測点で基礎の仕上がりが水平になっているかを確認する為の検査です。
基礎の仕上がりが水平であるかどうか、現場主義のたいようホームではこの検査を大切にしています。
正直なところ、この仕上がりの水平かどうかは、慣れてない人が見た場合に違いはあまり分かりません。
職人さんの領域に達すると見た目でどのくらい水平かどうかは分かるようになります。
しかしながら、見た目や感覚に頼り切らず、
道具を使い、かつ測点をより多くとる事で水平かどうかの判断や凹凸の範囲を知る精度は上がります。
基礎の大きさにもよりますが、弊社では1つの物件に対しておおよそ150ヶ所~170ヶ所の測点を計測いたします。
やみくもに数を増やしているわけではなく、長年の経験から測るべきポイントを抑えていくと結果これだけの数が外せないポイントとなりました。
基礎の仕上がりが水平でない場合、どういったデメリットがあるでしょう。
実はお家の仕上がりに対して、見た目では分かるような違いは表れません。
ただ、目に見えない部分でお家に負荷がかかったり、見た目には分かりにくいですが斜めになる部分があちこちに出来たりします。
体感する程の症状が出る場合は稀ですが、新築なのにドアや引戸の開け閉めが以上にしにくい。
といった症状が出ることもあります。
目に見えて分かる程の不具合が表れないにしても、気持ち的に水平な物の上に垂直な物を積み上げたいですね。
自己満足と言われれば自己満足の世界ですが、たいようホームはこの検査を大切にしたいと考えております。
上棟に向けての準備も順調に進んでいます。
今後の進捗をお楽しみに。